牧草は大地の栄養をいっぱいに蓄えています。この牧草を天候を見極めながら伸びきらないうちに刈り取ります。そして様々なかたちで保存して一年を通し牛が美味しい餌を食べられるようにする。これが牧草収穫の腕の見せどころといえます。
 
刈り取って集めた草は細かく切って、トラックでバンカーサイロと呼ばれる大きな通路へ運ばれます。そして機械で鎮圧して空気を抜きます。
 
最後にきれいにシートを被せ、
古タイヤで重しをして発酵したら完成です。
 
他には、乾燥ロール(左)、ロールサイレージ(右)として牧草を収穫し、放牧地が雪に覆われる冬に備えます。
 
【チューブサイロ全景】
牛が食べるトウモロコシは『デントコーン』と呼ばれる品種です。トウモロコシはたんぱく質が多く、牛の重要なエネルギー源です。ト ウモロコシの種子、葉、茎の全てを細かく切り、チューブに詰めます。そうするだけで自然に発酵して良質な保存食になります。
 

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