自動車学校に通っている方,教習のペースアップを!!
道路交通法改正を前に、自動車学校への駆け込み入校が増えています。夏前に始めた皆さんも少しでも早く教習課程を進めていかないと、法律改正に間に合わなくなる可能性があります。
これから年末にかけ、積雪等による交通渋滞も増えてきます。年末年始の教習所休業の後は大学の後期末試験もあり教習所に行く時間がとれなくなります。
2月に入り大学試験後の春休みは、さらに教習所が混雑します。今現在「ヒマがあったら行く」という感じでやっていると、結果的に法律改正に間に合わなくなる可能性もあります。
3/11までに免許交付を受けると言うことは、遅くともその数日前までに教習所の卒業検定に合格しないといけない。
札幌手稲運転免許試験場は土日は学科試験を行わないので、有利な現行制度で公布を受けられるリミットは3/10(金)となります。
住民票が札幌試験場管区外の人はさらに前倒しが必要です。学科試験が週2回しかなく曜日が決まっています。詳しくは各運転免許試験場に問い合わせて確認して下さい。
札幌の教習所で発行された証明書を持って行き、それぞれの試験場で3/10(金)までに学科試験に合格し即日交付を受ける必要があります。
※即日交付を受けるには朝、受付する必要があり、公布は午後2時頃なのでほぼ丸一日かかります。これは札幌手稲試験場も同様。
ようするに、
遅くとも2月末までには教習所の卒業検定に合格すること!
年末年始、教習所も休みだし正月明けは大学の後期試験もあるし。高卒で就職する人達も続々入校してきて、さらに教習所は混雑しています。
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法改正前に取得して、運転できる車種の可能性を広げたとしても、「AT限定」の場合、その「可能性」も限定されることになります。例えば2Tトラックは圧倒的にMTが多いので。意見は人により様々ですが、よく考えてからお申し込みを!!
おさらい:道路交通法改正により普通免許で運転できる車種が少なくなる
2017年3月11日までに交付された普通免許
→総重量5t未満・積載量3t未満
同じ普通免許だが3月12日以降に交付されると
→総重量3.5t未満・積載量2t未満
※改正前にとった人は3年後の免許更新時に自動的に「準中型(5t限定)」となる。この条件は(免許取り消しにならない限り)生涯引き継がれる。
運転できなくなるクルマの内、影響が大きいのが2tトラック!?
企業や官公庁でも多く使われているし、レンタカーも豊富にあるのが2tトラック。引越しやイベントの物資輸送とかで便利に使える2tトラックは車体だけで2tを超えるものがほとんど。ホームセンターとかで商品持ち帰り用に無料貸出ししてくれたりする。
これらが法改正後は「準中型」免許がないと使えないことになる。
その他、ハイエースロングなど2tワゴンや定員10名までの大型ワゴン・大型SUVなども車重によってはアウト。
改正前に交付を受けた方がトク!!
今のところ大きなクルマを運転する未来が予想できなくても、同じ免許なのにとる時期で権利が狭まるのだから、やっぱり遅れると損なのは間違いナシ。
改正後に「準中型(5t限定)」を最初からとれば権利は同じだが教習料金UP
教習所での教習科目・時間数が増えるので料金UP。2万円くらい?